苦しみの意味

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tomo ― 2006-06-10 02:26
苦しみって、人間特有のものじゃないかなあ。

自分が苦しいと感じるのは、あることが「こうあるべきだ」とか、自分が「こうありたい」というような理想像があって、その理想像に物事を近づけようとする過程で、自分がいかに無力であるかというのを思い知ったときだと思います。

特に、自分のあるべき姿というか、「こういう人間になりたい」と思い描く像があって、自分を追い込んで努力していても、いろいろな理由で、それに届かないことが分かった時。つまり、自分を愛せない自分を発見したときかな。辛いよね。

でも、苦しいと感じるのは、人間が人間らしくあるという証拠でもあると思う。なぜって、神様は人を「神の形に創造され」て、「それは非常によかった」のに、罪が入って、人は罪の「奴隷」となったのだから。その両極端の性質を、つまりパラドックスを内在するのが、人間なのだと思います。

苦しむというのは、そのパラドックスに気づいたということであると思います。だから、自分の力でどうしようもない自分は、「救いをもたらす神の力」である福音で変えていただくしかない。

多くの人がその神の力に預かれるよう、祈ります。
EARLY ― 2006-06-10 14:47
うんうん。苦しいってことは、人間であり、生きている証拠なのかも知れない。そして、神の愛する子である人間の特権なのだろうね。親から叱られたことのない子は、孤児であるという聖書の教えからも、気づかされますね。

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